2025/04/22~エアコン2台取り付け

その他
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約25年前に買ったエアコンが更新時期を迎え(とっくに過ぎており汗)、4.0kwクラスを物色していたところ、ネット上で3年型落ち実質8.3万円の破格のダイキンを発見!
購入して自分で取り付けることにしました。
撤去・設置工事だけを業者に頼むこともできますが…、販売店が絡まないと何となくですが、良い結果にならないような気もしたためです。
取り付けにあたり、真空ポンプ、トルクレンチ、フレアツールなど、セットでレンタルしました。

既設のエアコンの室内機です。

型番は日立RAS-4010MX2となっており、2000年8月に新発売のニュースリリースがされていました。
記憶では、その頃2年連続で暑い夏が続いたのに懲り、2001年春に取り付けたような気がします。
リビングとキッチンが一つの空間で20畳あるところ、14畳向け・冷房能力4.0kwでしたが十分に冷えました。
当時、取り付け費込みで20万円台前半だったと思います。
その後、ほとんど使わない年があったりもしましたが、近年は大活躍、真夏に故障でもすると惨事になりかねません。

事前にポンプダウンで冷媒を室外機に回収後、旧エアコンを取り外します。
室外機は壁掛架台に乗り40kg近くあるため、老夫婦二人で降ろすのは危険です。
そこで、上の写真奥に見えているような、手持ちの単管で仮設の櫓のようなものを組み、ホイストロープを使って新旧室外機を昇降させました。
写真の室外機は新しい方です。
旧室内外機の処分は、予めリサイクル料金を郵便局で990円納め、最寄りの指定引取場所(清田区)に直接持ち込むことで、手間はかかりましたが処分費を節約できました。
家電回収協力店に依頼もできますが、収集運搬料金が別途約8千円必要です。

既設の壁穴に合わせ室内機の位置を決め、背板を取り付けます。

この取り付けは右後ろ出し配管となり、冷媒の液管・ガス管、室内外機の連絡電線、ドレンホースの4本を予め真後ろ方向にまとめておきます。
ドレンホースは、結露水がスムーズに流れるよう勾配に気を配ります。

室内機は設置完了です。

室外機の据付、室内機と別途購入の冷媒配管の接続を進めます。
接続部には、レンタル機器に含まれているナイログを塗布しておきます。

冷媒配管を適当な長さに切り、ナットを通してからフレア加工したところです。
室外機と冷媒配管の接続もナイログを塗布し、トルクレンチで締め付けます。

真空ポンプで管内の空気を排出後、管内に冷媒を満たし、まだ寒かったので暖房運転で動作確認、作業終了です。

居間の交換がうまくいったので、同じく1Fの6畳部屋にも新規でエアコンを設置することにしました。
ここ近年物騒な事件が続き、1Fでは就寝時に窓を開けられなくなりました。
冷房能力2.2kwの冷房専用のシンプルな機種を単体で購入、再度工具をレンタルして取り付けました。
上の写真は室内機取り付け後の状況、今回は左出し配管です。
室内機の右側のコンセントは、今回のエアコン設置にあたり、新たに増設したものです。
コンセントの増設は別の記事でご紹介します。

外の様子です。
居間のエアコン同様、冷媒の液管・ガス管、室内外機の連絡電線、ドレンホースの4本が出ています。
今回の室外機は20kg少々であり、老夫婦二人で壁掛架台に乗せることができました。

今回は、冷媒配管を丁度の長さに切断する前に、一度室外機に接続して真空引きテストを行いました。
目的は、室内機と冷媒配管の接続の良否を確認するためです。
居間のエアコンは右後ろ出し配管で、室内機との接続は屋外であり、何かトラブルがあっても室内機を取り外すことなくやり直しができます。
対して今回は左出し配管のため、室内機との接続は室内機の裏側、もし不具合があれば室内機を取り外してやり直す必要があります。
配管を曲げて、外壁に取り付けた配管カバーに収めてからでは、室内機を外すのは容易ではありません。
また、冷媒配管は購入時点で両端がフレア加工済みで、このまま一旦室外機と接続し真空引きテストをするのはたいした手間でもありません。
テストの結果、長時間真空を保持でき問題なしでした。

次に接続配管を配管カバーに収め、銅管を丁度の長さに切断します。
接続配管は切らずに余長を丸めるなどして室外機に接続しても動作はしますが、屋根からの落雪が当たるなどしてトラブルの原因になりかねません。

ナットを入れて切断部をフレア加工した状態です。

再度室外機に接続、真空引きを行い、異常なし確認後ガスを充填、動作確認を行って完了です。

現在まで上記2台のエアコンは特に問題なく作動しており、取り付けに問題ないようです。
特に居間のエアコンは20年以上新しいモデルとなり、音も静かになり良く冷えます。
ただ、設置には電気の資格が必要かも知れません。
特に居間の4.0kw機の電源は、分電盤から直結の専用200V配線の室外機給電であり、ブレーカーを確実に落として感電に細心の注意を払って作業しました。

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