マフラーが錆びてしまい、分断してしまいました(涙)。
車種によって構成に違いがあると思いますが、この車種の場合、排気の流れはエンジンから順に、エキゾーストパイプ、フロントパイプ、リアマフラーと順に接続されています。
今回の分断は、これらのうち、フロントパイプのリアマフラー側のフランジが錆びて分離し、修復不能となったものです。
全体的に鉄の肉厚が薄くなり、溶接もできない状況です。過去の溶接修理跡や、アルミテープを巻いて応急処置した痕跡も見られます。
また、フランジのみならず、サビのため肉厚が薄くなり、パイプ部分にも穴があいていました。
結構うるさくて、このまま乗り続けるわけにはいきません。
すぐにオークションで中古部品を探し、500円で落札することができました。しかし、少々大きなものなので、送料が1,600円です。
さらに、少しでも長く使いたいため、耐熱塗料に1,200円を出費しています。
この車は寒冷地仕様であるため、リアマフラーとの接合部に排気シャッターが付いています。排気シャッターとは、排気を塞ぐことにより、冬期間のディーゼル車の暖気を早めるための装置です。
これを固定しているボルトを外そうとしますが、マフラー周りは高温になるため、特にネジの錆び付きがきついです。
CRCを吹き付けて少し置いたり、いろいろやりましたがなかなか回らず、とうとうグラインダーで何本かボルトを切断し、ようやく外れました。
耐熱塗料をスプレーしたところです。下は破断したフロントパイプです。
耐熱塗料をスプレーする前に、錆び落としにグラインダーでケレンしていたら、近所のおばさんから苦情があって中断です。もう少し念入りにケレンしたかったのですが…。
この日は特に暑い日で、どの家も窓が全開だったため、文句を言われても仕方がありません。
したがって、あまりケレンができなかったメッシュ部分より前側は、やむなく錆の上から耐熱塗料をスプレーしたため、すぐに塗装が剥がれるかも知れません。
排気シャッターの比較です。右はもともと付いていた方です。左はあまりにも錆びているのため、右が正常に動くのを確認して捨てました。
排気シャッターを、リアマフラーとフロントパイプの間に挟み込んで取り付けます。
エキゾーストパイプとの接合部は新たなボルト・ナットでこんな感じに仕上げています。
中古で表面は錆びまくりの部品ですが、肉厚はダメになったものよりも十分にあるので、あと数年はもってくれると思います。
車体本体の寿命を考えると、5年も耐えてくれれば十分です。
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