2022/06/11~ OPPO Reno A 電池交換 BLP689

その他

使い始めて約2年経過の OPPO Reno A、機能上の不満はありませんが、バッテリーの持続時間が短くなってきました。

もともと3600mAhと大容量バッテリーではありませんが、購入当初はあまり使わなければ2日間、かなり使っても丸1日は電池の残量を気にする必要はありませんでした。
ですが徐々に持続時間が短くなり、最近では外勤が絡む日などはバッテリー残量と充電のタイミングに気を使う必要が出てきました。
正確に計測してませんが、バッテリーの容量は半分にはなっていないものの、6割ぐらいに低下したのかなと感じられます。

本体の機能としては、SIMフリー、デュアルSIM、楽天モデル128GBストレージ、防水、おサイフケータイや、動作速度含め、2年経過しても特に不満は感じません。

ただ唯一、この機種ではマイナンバーカード情報を読み取れないため、新型コロナワクチン接種証明書アプリが機能しないのが残念です。
紙の証明書のPDFドキュメントを提示して代用でき、今のところ不自由なしといったところです。

こんな状況から、今回は電池だけ交換してもう少し使うことにしました。
交換する電池はBLP689、工具付きのものが安心かと思い、オークションから約2千円で調達しました。

交換に先立ち諸先輩方からの情報も収集しましたが、この機種に関してはそんなに多くはありません。
重要な情報としては、バックパネルは両面テープで付いており、それで防水も保たれている。
バックパネルは薄いプラスチック製で、熱を加えると変形する、無理な力を加えると割れる、といったことです。
慎重な作業が要求され、バックパネルをうまく剥がすことが最重要課題のようです。
加熱できれば両面テープが柔らかくなって剥がしやすくなりますが、素人なのでバックパネルが変形に至る温度がどの程度かわかりません。

それでもまあ、手で触れる程度ならよろしいかと、軽くドライヤーで温めてバックパネルの隙間にいろんなものを差し込もうとしますが、バッテリーに付属してきた工具ではうまくいかず、結局手持ちのギターピックが何とか刺さり、きっかけを得ました。

刺さったピックを少しづつずらしながら両面テープを剥がしていきます。
写真は手跡だらけで汚いですね(汗)。
一度にグイグイやらずに、少しずつ奥に差し込みながら、10週ほど回転させたところでようやくバックパネルを剥がすことができました。

事前の情報では、4つ角には力が集中しやすいので割れる可能性が高い。
電源スイッチ、音量スイッチ付近には極薄の配線があり、これを断線してしまうことも多いとのこと。
したがって、特に角は少しずつ、スイッチ付近はギターピックの先端がバックパネルの裏側をこするように、角度を付けてスライドさせました。

バックパネルを剥がしたところです。
赤矢印の2個所が引っ掛けないように気をつけるべき配線です。
青矢印の付近がテープで軽くくっ付いているので剥がします。
黄○印のネジ11本を外します。黄矢印の1個所だけなぜか目隠しテープのようなものが貼ってありました。窪んでるので絶縁なども関係ないように見えますが…。
剥がしにくいので、目隠しテープの上から精密ドライバーを強く差し込んだら回せました。
これでバッテリーを覆っていたNFCのアンテナが外せます。

次に旧バッテリーを外します。
赤矢印がバッテリーのコネクターです。薄いものを差し込み真上方向にこじれば外れます。
そして、緑色のテープを引っ張ればバッテリーが外れますが、バッテリーは両面テープでべったりくっ付いており、なかなか剥がれてくれません。あまり強く引っ張ると画面割れも心配になります。
ドライヤーで温めてやっと剥がせました。暖め過ぎて電池が破裂するのも怖いので、推定50℃まではいかない程度です。

新旧電池を比較してみました。古い方の電池もまだ膨らんではおらず、薄さは同程度でした。

新しい電池を取り付けました。両面テープは粘着力が十分にあったので、購入した電池に付属してたものは使わず、元の両面テープにそのまま電池を張り付けました。剥がれてしまうことはないと思います。
バッテリーのコネクターは、位置を合わせて真っすぐ上から押すと嵌ります。
ここで一度電源を入れて起動を確認しました。

電源を落とし、NFCのアンテナとバックパネルを付ければ完成です。
バックパネルは元の両面テープのまま貼り付けました。思ったよりも、元どおりにピッタリ貼りつきました。この上に保護カバーも被せるので、不用意にバックパネルが取れてしまうこともないでしょう。

ただ、防水性はかなり低下してると思われるので、少し使って異常がなければ接着剤で張り付けてしまおうと思っています。
この端末は今後さらに電池を交換することはないと思うので。

ここまでの作業で約1時間でした。結果的に付属の工具やテープ類は使わず、手持ちのギターピックと普通の精密ドライバーで事足りました。

コメント

  1. ひさ より:

    記事を参考に、バッテリを無事交換しました。
    本当に助かります。

    iPhoneのバッテリ交換は二度ほどしたことがあるのですが、iPhoneの場合に比べると、バッテリ本体を取り外すのが RenoA は楽ですね。(iPhoneは、両面テープを引っ張り出す、あの作業がとても難儀なんですよね)
    逆に、リアパネルを外すのは、iPhoneのほうが楽ですけど・・・

    とりあえず、今後もしばらく RenoA を気持ち良く使うことができそうです。
    ありがとうございました。

    • m392y より:

      コメントありがとうございます。
      少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

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