2003年秋~外壁塗装を約1年がかりでやりました

家メンテ

家を建てたのが1997年なので6年経過時点です。
外壁の材質は「窯業系サイディング」であり、定期的な塗装と、目地のコーキングが必要です。
建てるときにはあまり予算がなくなり、最も薄い18mmの壁材を選択しています。

もう少し予算があれば、サイディングでなく、定期的な塗装やコーキングが不要なセラミックのタイルにしたかったのですが、200万円も高くなるとのことで断念しております。
将来的なメンテを含めて、トータルでは安くなることはわかっていたのですが…。

外壁が傷んできました

さて、外壁の状態ですが、東側の壁を触ると手に白い粉が付くようになりました。いわゆるチョーキング現象です。

当初の予想では最も日が当たる南側や、西日が当たる西側から先に痛んでくると考えていたところ、実態は違いました。
東側の壁から傷んできたのです。

なぜかと考えてみると、夏場の風は東から吹く場合が多いことから、気温が上がって塗膜が柔らかくなっているところに風が吹き付ける、または雨が当たるなどが原因かなと。

特に東側の塗膜がピンチです

また、目を近づけてじっくり観察すると、塗膜が薄くなり、ほとんど下地が見えそうになっている部分も見られます。
新築のサイディングは工場塗装なので、スプレーでできる限り薄く塗っていますからね。

対して西側の壁にはそれほどの傷みは見られません。
冬場は夏の逆で、西風が卓越し、ときには猛烈な吹雪となりますが、気温が低く塗膜が固くなるからなのか、雪では濡れるわけではないからなのか、原因はよくわかりませんが、傷みが少ないのは素人でもわかります。
南側は東西の中間ぐらいの傷み、北側はほとんど傷みが見られない状態でした。

ちなみにうちは、軒なし無落雪屋根です。軒がない家は傷みが早いと聞いたことがあります。やはり雨が壁に当たるのが効くのですかね。

シリコン系セラミック入り水性塗料を選択

ネットでいろいろ調べた結果、ペンキの種類は、高い方から2番目のランクにあたる「シリコン系」セラミック入りの水性塗料を選びました。
最も高性能のランクにあたる「フッ素系」は耐用年数の割には一気に高価になるため避けました。

塗装の工程は、水洗い、シーラー1回塗り、仕上げ2回塗りです。多分一般的な工程だと思います。

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塗るのに使った主要な道具は、単1乾電池4本で塗料がローラーに自動的に圧送される「オートローラー」というものを使っております。これで塗れない場所は予め刷毛で塗っておきます。

始める前までは、素人がやるのだから、見た目がムラムラになっても止むなし。
その方が、かえって周りからは「お金がなくてお父さんががんばったんだな」感も出ていいかなとさえ思っていました。

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ところが!、そんな心配は全く必要なく、新築時よりもピカピカ、すごくきれいな仕上がりになりました。写真ではわかりにくいですが…。

この当時は、ブログやHPに出すことなど考えもしていなかったので、ろくな写真が残っていません(笑)。
別に外に出さなくても、記録として撮っておくべきですね。

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安く仕上がりました

塗料14㍑入り4缶、シーラー14㍑入り1缶、7m二連ハシゴ、オートローラーなどなど含め、一式15万円ほどで完了できました。

冬と真夏を避け、土日の雨天以外の作業となるので、お盆明けから始めて翌年初夏まで、ほぼ1年かけて外壁4面を順次塗装していきました。

ちなみにですが、外壁塗装は体力的にかなりの覚悟が必要です。

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