2021年8月~食洗機送風ファン修理

その他

食洗機の送風ファンが突然回らなくなり、食器の送風乾燥ができなくなりました。
食器洗い後、電気で風を温める温風乾燥をせずとも、食器の余熱を活用して送風のみで十分に乾燥できていましたが、乾燥できなくなるのは非常に調子が悪いです。
試しに温風乾燥も試そうとしましたが、ファンが回らないので熱線だけが熱くなり焦げ臭くなったのですぐに止めました。
きっと送風のモーターが壊れたんでしょう。

食洗機は、ハーマン HARMAN FB4504PF 2013年9月製となっています。
その前の食洗機が寿命となり、これを通販で購入、DIYで設置したものです。
記憶では価格は5万円台、正月休みに入れ替え作業したような気がします。

ビルトインを引っ張り出し、赤丸で囲んだところにある送風モーターを取り出して確認してみます。

ん?見た目では壊れてるような気配はありません。ホコリが絡むわけでもなくとても綺麗です。
想像では、どこか黒く焼き切れてるようにでもなってるのかと。
しかも、構造も単純で、壊れるとしたらやっぱりコイルが何らかの原因で焼き切れるぐらいかと。
交流100Vで回るようなので繋いでみますが、やっぱり回らないのでモーターが壊れてるのは確かです。
そんなに高いもんじゃないでしょうとネットで同型のモーターを探しますが、200V仕様とか、1000個で何ドルとかしかヒットなしです。
1個当り250円ぐらいなんですが、999個処分しなければなりません(笑)。

さらにキーワードをいろいろ変えて探索すると、お~!諸先輩方の記事では温度ヒューズを交換して修理してる方がいらっしゃいました。

早速モーターの被覆を剥いてみるとそれらしきものが。

やっぱり温度ヒューズが出てきました。133℃と印字されています。片方のハンダを外して抵抗を測ると断線してるのがわかります。

手持ちの温度ヒューズを探してみると、いつだったか加熱式の加湿器を修理したときの余りが見つかりました。
154℃ですが問題ないでしょう。新たに買っても安いものですが。
そもそも、取り付け場所は鉄板にがっちり囲まれて空気が入りにくく、燃える物も送風ダクトがプラスチックなぐらいで、キッチンにまで延焼するとは考えにくい場所です。
直結してもコイルの線自体がヒューズになるはずですが、まあ、安心料として一応付けておきましょう。

もともとの温度ヒューズが端子の部品に絡み過ぎで、うまくハンダを剥がせなかったので、止む無くパラレル状態で取り付けました。

結果、送風は復活!、食洗機は再び調子を取り戻しました。

この手のモーターは冷蔵庫など、様々な機器に取り付けられてるようなので、送風系の機能が壊れたら疑ってみるといいと思いました。
修理は自己責任でお願いします。

コメント

  1. knkm より:

    さすがです!
    しかし、ハーマンが食洗機を造っていたなんて知らなかった…って思ったら、ハーマン違いだった(笑)

    • m392y より:

      コメントありがとうございます。
      ハーマン違いとは?もしかしてスピーカーとか。
      もう大分昔だけど「harman/kardon ONYX STUDIO」っていうBluetooth接続のスピーカーをソフトバンクから3台もらったことがあり、モノとしては大変良く今でも実力十分じゃないかと。
      さて食洗機の方も、今回のファン切れ以外は全て調子良く、残菜フィルターに物は残ってたことはなく(多分打ち砕かれて無くなってる)、洗剤入れ忘れたことも数知れず(でも食器はピッカピカ!)ですが、残念ながら食洗機から撤退しちゃってます。
      でもまあ、うちの現機種はこれからもまだまだ活躍してほしいと思ってます。

  2. 村上清澄 より:

    有難うございました。
    同一トラブルで、別ファンを手配して復活させようとしてたら、本投稿を見つけました。
    手持ちが250℃でしたので 流石に買い直し152℃付けました。
    絶好調です!

    • m392y より:

      遅くなりましたがコメントありがとうございます。
      チマチマと修理した備忘録的な記事ですが、ご活用いただき大変嬉しいです。
      これからもDIYがんばります!

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