びっくり!ヒューズが接触不良

車メンテ

2019年9月に車を買い替えました。
9年落ち中古、2010年 X1 xDrive25i ABA-VL25 直6 3000cc バーミリオン・レッドです。
車を探している間は、黒よりは白の方がいいかな、なんて思ってたので最初はエンジ色に抵抗がありましたが、最近こんな色の車も多いかなと。
実車を見ると思ったよりも違和感なく即決しました。
車検は2021年5月までで、全部コミコミでちょうど100万円、2030年までは乗れるかと。

これまで乗っていたのはエスティマルシーダディーゼル、4ナンバー登録にすると自動車税が17,600円にできたので、これまで3台11年間、毎年ユーザー車検を受け節税対策をがんばりました。
その前のガソリン車も加えると、ルシーダ・エミーナは中古ばかりですが5台19年間乗り継ぎました。

ですが、この節税裏技も平成11年7月登録車までなので、最も新しい中古車でも20年以上経過となります。
そろそろ、エンジンのコンピューター含め、どこか一部でも電子部品が切れると突然死もあり得るかと…。
そんな心配から動いてるうちの買い替えを決断。
さらに、子供達も成人し、家族でキャンプなどの大きい車も必要なくなりました。

せっかくならできるだけ割安な買い物をしたい。
物の割には安い、いわゆる「不人気車」を、国産・輸入車・軽自動車問わずかなり追求した結果でした。
この手の車は、10年経つと交換部品がすごく多くなり、車検の費用がすごいことになると言われ敬遠されてるのかと。
もちろんそれでは困るので、部品はできるだけDIYで交換し、できるだけディーラーのお世話にならないようにがんばらないと。

さて、乗り換えてから3か月ほどした12月のある日、↓の写真の囲みの部分、ヒーター類の操作パネルがバックライトなど消えて真っ暗になりました。まあ、ヒューズでも切れたのかなと。

ヒーターの風も出なくなり焦りましたが、走行には特に支障ないようで、とりあえず用事を済ませることにしました。
ところが帰り道、ふと気づくとパネルのライトが点き、ヒーターも動くではありませんか。
ん?何で?

まあ、治ったからいいかと放っておくと、次に乗った時には最初から消え、復活することもなくなりました。
これから真冬だというのに、ヒーターが動かないと大変困るので、まずはヒューズから見てみることに。

助手席のグローブボックスの奥にヒューズがあります。
グローブボックスは、両側のプラスチックのバネを同時に広げると、下に全開になるようになっています。

グローブボックスを開けるとライトが点くようになっていますが、このとき、それが点いていないなと気づきました。
何となくルームランプ類と同系列になっているような気がしてましたが、ルームランプ類は点いています。
↓の写真はグローブボックスからヒューズを覗いたところです。

はっきり言って狭いです。ライトを当てながら手を入れますが、やっとで届くぐらい奥にあります。
しかし、自分の手でが邪魔でヒューズを見ることができません。
悩んだ結果、↓の写真のように、横のフタを空けると何とか見えることに気づきました。

では、どのヒューズが切れた?のか。
↓の写真はグローブボックスを開けた奥に挟まっているヒューズの配置図です。

なんだかアイコンのような絵が書いてありますが、分かりにくいものも多数…。
とりあえずヒーターを動かしたいのでのファンのような絵の88番をチェックしてみようと思いましたが、結構大きなヒューズでかなりの力で引いても抜けません。
しかも40Aとなっており、これはヒーターでないか、だとしても簡単に切れるものではないかと。

次に同じ操作パネルにあるのシートヒーター関連はどうかと順番に抜いてチェックしましたが、どれも異常なしです。
それにしても手が入りにくいし、見にくいし時間がかかるし、寒いしで心が折れそうです。
あきらめてディーラーに持って行こうかと…、一時は思いました。

一度家に入って温まってからまたがんばります。
次は同じパネルにスイッチがあるエアコン関係を見てみます。

そして、77番ヒューズを抜こうとしたとき、グローブボックスのライトがパカパカっと点くではありませんか。
少し触ると点き、離すと消えます。
ん?これだ!
ということは、同じ77番ヒューズを使っているの絵がグローブボックスのライトを示していたのか!

周りの配線が断線しているのではなく、どうやらヒューズそのものが接触不良のようです。
こんなことって、長年車に乗っていますが、経験もないし聞いたこともありません。
イグニションONにしないとヒーター操作パネルのライトは確認できませんが、少なくとも77番ヒューズはどうにかする必要があります。

ヒューズ自体は切れていないので、足の部分が接触不良のようです。
足は特に錆びているわけではなく、別のヒューズに差し換えても症状は変わらず、と言うことはヒューズボックス側の不具合になるかと。

しかし、手も入らないようなところにあるものを、接触良くできるはずもなく、やむなくヒューズの「足」をひねってみることにしました。
通常、一直線になっているヒューズの足を、ペンチで少しだけ「ハ」の字にひねり挿してみると、おぉ~接触不良は改善、グローブボックスのライトも点きっぱなしになりました。
イグニションONでヒーター操作パネルも点いた~!

その後、2週間ほど経ちましたが今のところ大丈夫なようです。
ヒーターのありがたさを再認識できた故障でした。

それにしても、これってディーラーに持っていくとどうなるのか。
ヒューズの足ひねって「お客さん治りました」とは言いませんよね。
となるとヒューズボックス側を交換するしかないかと。
脱着だけでもかなり大ごとになるので、果たして費用はいかに…。

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