2020年12月～バッテリーを交換しました - ＤＩＹで家と車の節約ライフ

車は 2010年 BMW X1 xDrive25i ABA-VL25 E84 です。
2019年9月に中古で購入したものです。

買ったときからセルの勢いがイマイチだなと思い、これでは冬が心配かなとソーラーパネルを運転席側サンバイザーに設置しました。

ソーラーパネルは当時送料込み約1,500円、18V10Wのスペックは過充電になりそうに思えますが、主目的の冬場の場合、フロントガラスに日光が当たるのは周囲の建物の関係で午前数時間、当たる範囲も最大でパネルの2/3ほど、特にこちら北国では日射そのものも弱く、日射角度もパネルに直角なわけでもなく、フロントガラスにはUVカットも施されていると思われます。

冬場の昼頃の日光で、屋外、パネル全面に直角に太陽光を当て、充電流を測定すると1Aほど、サンバイザーに装着すると好条件でも0.5A程度となり、1日の自然放電を午前数時間微弱充電で補うにはマズマズかと思いました。

反対に夏場は、太陽の角度が高いためカーポートに遮られ、ソーラーパネルにほとんど日光が当たりません。ただ、輻射の日光でもジワジワ発電はします。

ソーラーパネルのマイナス側は、車体の適当なところにアースを取りましたが、プラス側をヒューズボックスのバッテリー側に接続しようとしても、電気系統が複雑過ぎてなかなかバッテリー直結の端子を見つけられませんでした。
やむなく、ステアリングシャフトゴムブーツの端っこの方に穴をあけて線を通し、ボンネット内のジャンプ用のプラス端子に直結しました。
なお、このソーラーパネルには逆流防止回路がないので、別途適当なダイオードをかましました。ダイオード入れないと、暗い時には電流が逆流してましたので。

こんなことで1年目の冬は乗り切りましたが、2年目、2020年12月にはついにメーターパネル内に警告マーク、ナビ画面には「停車時の消費電流が増大しています・・」なるメッセージが！
エンジンは普通に始動でき、始動したら警告も消えるので、すぐには支障はありませんでしたが、このままでは冬は乗り切れません。これはもうバッテリー交換しかないです。

新しいバッテリーを入手するため、車体から外してサイズを確認しますが、外す前に別の電源で12Vをバックアップし続けます。
これはマストではないようですが、BMWはいろんなところで電気的な制御が働いており、完全に電源を切ると時計合わせだけでは済みそうにありません。

バッテリーはリアハッチバックを開けたすぐ手前中央の床下にあり、アクセスは良好です。

取り外しも特に困ることもないですが、バッテリーの下端を押さえる三角形の金具を止めるネジに手が届きにくく、取るのはさておき付けるのにややコツが必要でした。

外して寸法を測ると、バッテリー固定用の下端のツバの部分は除き、幅約30cm、奥行約16.5cm、高さ約19cmと確認できました。
新しいバッテリーが届くまで車が動くように、一応充電しておきます。

充電器は手持ちの最大17Aのシールドバッテリー対応の全自動タイプです。
これまでオープンバッテリーの日本規格で95とか105Aは何度も充電したことがありますが、充電中は結構泡がボコボコとバッテリー内が沸きます。

手持ちの充電器はシールドにも対応しており、あのボコボコ泡を蓋を飛ばさずに吸収できるはずですが、初めてなので何とも恐ろしくて箱を被せました（笑）。
まあ30分ほど充電します。これ以上充電しても性能が低下したバッテリーには無意味かと思うし、次のバッテリーが届くまで1週間程度持てばいいので、これで一旦もとどおり取り付けます。

新しいバッテリーをポチります。アトラス製1万円にしました。
ボッシュ製もいいのですが値段が倍以上するし、でもきっと倍は持たないのでこれでいいんじゃないかと。
あと、BMWはバッテリーを交換すると、車体のメモリーに書き込まないとダメとか、容量変わらなければ問題ないなど諸説ありましたが、今回は同容量に交換して何もしてません。
現時点で7か月経過していますが、これまで特に問題なしです。もし、今後問題が発生したら、またバッテリーを交換したらいいのかと。
ただディーラーに持ち込むのが万全だとは思いますので自己責任ですね。