2006年秋~外壁のコーキング打ち替え

家メンテ

家を建ててから6年経過の2003年秋~2004年春にかけて、外壁塗装を行いました。
2003年秋~外壁塗装を約1年がかりでやりましたで報告のとおりです。

この時点では、コーキングはまだ健在だったため、特に打ち替えは行いませんでしたが、最近、傷んだ箇所がチラホラ出始めてきたため、2006年秋頃から順次補修を始めています。

まず梯子を固定します

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作業に先立ち、まずは梯子を立てます。

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だた単に立て掛けたのでは、後ろや横に転倒する恐れがあるため、梯子の上端部を3方向に引っ張っています。

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外壁塗装の際にも同じ方法で梯子を掛けました。

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中央の1本はメインとして、ラチェット式タイダウンベルトである程度テンションをかけています。

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そして、左右2本は横倒れ防止を主目的として、左右に角度をとってバルコニーの手すりや冬タイヤを積み重ねた物などにアンカーを取って結んでいます。
万一メインが切れてたとしても、倒れてしまうことがないよう、保険の意味も含みます。

左右2本のロープの固定には、梯子側に「クリート」というヨット用の部品を付けて、ロープの付け外しを容易にしています。
この梯子は頻繁に動かすので、ロープをいちいち結ばなくても、巻き付けるだけでしっかり止まるクリートを使いました。

コーキングが傷んで一部開口しています

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ちょうど梯子の日陰と重なって見えにくくなっていますが、コーキングの傷みが進行し、口が開いているのが見えます。
その周辺に見える表面の細かいひび割れは、コーキングの上に塗った塗料がひび割れているだけで、下のコーキングがひび割れているわけではないです。

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開口している部分を近くから見た状況です。

古いコーキングを除去し新しいコーキングを充填します

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古いコーキングをカッターで剥がした状態です。
なかなかきれいに剥がれないため、グラインダーにサンドペーパーのアタッチメントを付け、サイディングの端部を少し削る感じできれいに除去しました。

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古いコーキングが除去できたらマスキングします。

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続いてプライマーを塗ります。
濡れているように見えるのがプライマーです。

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プライマーが乾いてから、コーキングガンでコーキング材を充填していきます。
プライマーはほぼ速乾なので、乾くまで待つということはないでしょう。

コーキング剤には、サイディング専用の「セメダインPOSシールLM」(1成分変成シリコン)を使いました。

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充填が終わったらヘラで均していきます。
このとき、まずヘラを十分に揺らしてサイディングの端部とコーキング材を密着させ、その後で均していく感覚が重要だと思います。
ただヘラで均しただけでは、サイディングとコーキング材が密着しませんので。

外壁と同じペンキで仕上げます

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コーキング剤が硬化してきたら、外壁塗装で余ったペンキを塗って外壁と同色に仕上げます。
塗装のタイミングは、だいたい24時間後ぐらいです。硬化が不十分で軟らかすぎてもコーキングを変形させてしまいますし、硬化し過ぎても塗料の乗りが悪くなるようです。
塗装までの適切な経過時間はコーキング剤の説明書に書いてあります。

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ペンキを塗った直後は外壁の色と差がありますが、乾けばほとんど同じ色となり目立たなくなります。
ただし、外壁塗装してからかなり年数が経過すると、色に差が出て目立つようになるかも知れません。

長尺のサイディングに挟まれているコーキングが最も早く傷みます

コーキングは傷みを発見した都度、チマチマ修理している状況です。
最も傷みが早いのは、両側が長尺のサイディングに挟まれているコーキングです。
次に傷みが早いのは、長尺のサイディングと短尺のサイディングの間、最も劣化の進行が遅いのは窓枠周りです。

長尺のサイディングは、寒暖の差で伸び縮み幅が大きくなり、長尺のサイディングに挟まれたコーキングはその伸び縮みを吸収しなくてはならないため、早く劣化するのだと思います。
寒くなるとサイディングは縮みますが、コーキングは冷えて固くなり縮んでいるところを、両側のサイディングに無理やり引っ張られて伸ばされるからじゃないかと。

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